2020年02月08日
カーディナルⅡのハンドルがゆるむ対策
今回は、カーディナルⅡのハンドル逆側ネジが緩む対策についてお話しをします。

ハンドルが緩む原因は、ハンドルのガタがあるのが一番の原因です。
小さな振動が積み重なり、ハンドル逆側ネジが緩み、しまいにはハンドルがポロッて脱落しちゃいます。
ハンドルはメーカーが製造工程でハンドルシャフトをわざと大きめマージン(余裕)に作り、精度を悪い機械で作っても、最後はちゃんと組上がるようにしているのです。
そのマージン(余裕)がハンドルとリール本体との隙間を作り、リールハンドルがガタガタするのです。
さてみんなに優しいアブガルシアのカーディナルⅡですが、このガタガタがダイワやシマノの同価格帯に比べて、少しだけ激しいです。
※激安リールよりはマシですが…。
またカーディナルⅡのガタガタは悪化していき、ハンドル取手側の金属ワッシャーがハンドル本体の樹脂を削ってしまうことにより悪化します。
このギザギザの金属ワッシャーが本体側の樹脂に食い込み、ハンドルシャフトの隙間をさらに広げていくのです。
このカーディナルⅡ特有のガタガタ対策をしてみたいと思います。
アブガルシア
カーディナルⅡ S1000
Abu Garcia
Cardinal2 S1000
<一口メモ>
軽くて安い、子供から大人まで誰でも使える・買える、優しいスピニングリールです。
さてさて、そんなカーディナルⅡの対策ですが、節約部品で済ませるなら、用意するのは2つだけ。
・ナイロンワッシャー
(M3*8*1のサイズを1枚。厚さ0.5mmタイプでもOK)
※写真では黒のワッシャー

・絶縁ワッシャー
(パソコン組み立てパーツに付いてる茶色の紙っぽい丸いワッシャー)
※写真では茶色のワッシャー

簡単な方から攻めます(笑)
A.ハンドル逆側の対策
①ハンドル逆側ネジを緩めます。
②ハンドル逆側ネジについている、白いギザギザワッシャーをとります。

③ハンドル逆側ネジに準備したナイロンワッシャー(写真では黒のワッシャー)を入れます。
④ハンドル逆側ネジについていた、白いギザギザワッシャーを再びつけます。

⑤ハンドル本体に戻して、作業完了。
これで大分ガタは無くなります。
まだガタが酷いなら、ワッシャーを追加してください。
B.ハンドル本体
①絶縁ワッシャーの穴をハンドルシャフトの大きさまで拡げます。

②拡げた絶縁ワッシャーの1ヵ所を切ります。

③ハンドル本体に付いているワッシャーの間に嵌め込みます。

④組み立て直せば、作業完了です。

私の場合、これでほぼガタはでません。
・改造は自己責任なので、お気をつけて作業されてください。
・絶縁ワッシャは防水ではないので、シリコンスプレーなどを防水スプレーを作業後に吹き掛けた方が良いでしょう。
・本来はちゃんとした部品でされた方をおすすめしますが、今回は節約パーツでご紹介しています。
・絶縁ワッシャは半年から一年程度しか持たないので、お気をつけ下さい。
・ナイロンワッシャの代わりにシリコンオーリングを入れる手もありますが、あまりおすすめはしません。
オーリングは細いので局所的に負荷がかかり、ネジを締めた時にネジが割れた事があったからです。
私の経験談でしかありませんが、ナイロンワッシャなら均等に負荷がかかる様で、今のところ割れたことはないですね。
なおカーディナルの3桁のモデル(301や101など)は、ガタが少ないです。
カーディナル301や101はハンドルが金属で作られており、強度が違う上にマシンカットされて精密に出来ているからです。
個人的な意見としては、金属ワッシャの受けには同様の金属じゃなきゃダメだと思います。
金属ワッシャの受け側が樹脂だと削れて行きますよね…。
でもそこはアブさん頑張ってください!
カスタムパーツが無いくせに、カスタムしなきゃ満足できなくなるアブガルシア・カーディナルⅡ。
そういう手のかかる所もカーディナルⅡの愛してやまない魅力の1つではないでしょうか。
ではまた。
■ガタの原因について
ハンドルが緩む原因は、ハンドルのガタがあるのが一番の原因です。
小さな振動が積み重なり、ハンドル逆側ネジが緩み、しまいにはハンドルがポロッて脱落しちゃいます。
ハンドルはメーカーが製造工程でハンドルシャフトをわざと大きめマージン(余裕)に作り、精度を悪い機械で作っても、最後はちゃんと組上がるようにしているのです。
そのマージン(余裕)がハンドルとリール本体との隙間を作り、リールハンドルがガタガタするのです。
さてみんなに優しいアブガルシアのカーディナルⅡですが、このガタガタがダイワやシマノの同価格帯に比べて、少しだけ激しいです。
※激安リールよりはマシですが…。
またカーディナルⅡのガタガタは悪化していき、ハンドル取手側の金属ワッシャーがハンドル本体の樹脂を削ってしまうことにより悪化します。
このギザギザの金属ワッシャーが本体側の樹脂に食い込み、ハンドルシャフトの隙間をさらに広げていくのです。
このカーディナルⅡ特有のガタガタ対策をしてみたいと思います。
■仕様したリール
アブガルシア
カーディナルⅡ S1000
Abu Garcia
Cardinal2 S1000
<一口メモ>
軽くて安い、子供から大人まで誰でも使える・買える、優しいスピニングリールです。
■ガタ対策に必要なもの
さてさて、そんなカーディナルⅡの対策ですが、節約部品で済ませるなら、用意するのは2つだけ。
・ナイロンワッシャー
(M3*8*1のサイズを1枚。厚さ0.5mmタイプでもOK)
※写真では黒のワッシャー
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(パソコン組み立てパーツに付いてる茶色の紙っぽい丸いワッシャー)
※写真では茶色のワッシャー
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■対策手順
簡単な方から攻めます(笑)
A.ハンドル逆側の対策
①ハンドル逆側ネジを緩めます。
②ハンドル逆側ネジについている、白いギザギザワッシャーをとります。
③ハンドル逆側ネジに準備したナイロンワッシャー(写真では黒のワッシャー)を入れます。
④ハンドル逆側ネジについていた、白いギザギザワッシャーを再びつけます。
⑤ハンドル本体に戻して、作業完了。
これで大分ガタは無くなります。
まだガタが酷いなら、ワッシャーを追加してください。
B.ハンドル本体
①絶縁ワッシャーの穴をハンドルシャフトの大きさまで拡げます。
②拡げた絶縁ワッシャーの1ヵ所を切ります。
③ハンドル本体に付いているワッシャーの間に嵌め込みます。
④組み立て直せば、作業完了です。
私の場合、これでほぼガタはでません。
■注意
・改造は自己責任なので、お気をつけて作業されてください。
・絶縁ワッシャは防水ではないので、シリコンスプレーなどを防水スプレーを作業後に吹き掛けた方が良いでしょう。
・本来はちゃんとした部品でされた方をおすすめしますが、今回は節約パーツでご紹介しています。
・絶縁ワッシャは半年から一年程度しか持たないので、お気をつけ下さい。
・ナイロンワッシャの代わりにシリコンオーリングを入れる手もありますが、あまりおすすめはしません。
オーリングは細いので局所的に負荷がかかり、ネジを締めた時にネジが割れた事があったからです。
私の経験談でしかありませんが、ナイロンワッシャなら均等に負荷がかかる様で、今のところ割れたことはないですね。
■あとがき
なおカーディナルの3桁のモデル(301や101など)は、ガタが少ないです。
カーディナル301や101はハンドルが金属で作られており、強度が違う上にマシンカットされて精密に出来ているからです。
個人的な意見としては、金属ワッシャの受けには同様の金属じゃなきゃダメだと思います。
金属ワッシャの受け側が樹脂だと削れて行きますよね…。
でもそこはアブさん頑張ってください!
カスタムパーツが無いくせに、カスタムしなきゃ満足できなくなるアブガルシア・カーディナルⅡ。
そういう手のかかる所もカーディナルⅡの愛してやまない魅力の1つではないでしょうか。
ではまた。
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この記事へのコメント
初めまして
読み逃げ失礼しました(>_<")
こちらのブログにもお越しくださり、ありがとうございます(^-^)
リールを弄れるって凄いですね!
私はそのての事は全く駄目でして(・・;)
ハンドルを右から左へ!くらいで精一杯でした(^^;)))
また、お邪魔させて下さい、宜しくお願いします(*^^*)
読み逃げ失礼しました(>_<")
こちらのブログにもお越しくださり、ありがとうございます(^-^)
リールを弄れるって凄いですね!
私はそのての事は全く駄目でして(・・;)
ハンドルを右から左へ!くらいで精一杯でした(^^;)))
また、お邪魔させて下さい、宜しくお願いします(*^^*)
Posted by ちゅる
at 2020年02月08日 14:09

コメントありがとうございます。
いやいや何をおっしゃいますやら、私は自作ルアーしているちゅるさんほど器用ではありませんよ。
とは言え、コメント嬉しかったですm(_ _)m
いやいや何をおっしゃいますやら、私は自作ルアーしているちゅるさんほど器用ではありませんよ。
とは言え、コメント嬉しかったですm(_ _)m
Posted by あみいかぱぱ
at 2020年02月09日 15:23
