2022年05月13日
カーディナルⅢ(Cardinal3)SX2500H分解・改造(まとめ)
GWはカーディナルⅢ(Cardinal3)SX2500Hを分解・ベアリング追加をしていた あみいかぱぱ です。
今回は、カーディナルⅢ(Cardinal3)SX2500Hの分解・ベアリング追加を纏めます。
下記の赤丸の個所が、標準ベアリングの個所です。
基本このベアリング実装の箇所は、カーディナルⅠ・Ⅱ・Ⅲで、ほぼ一緒です。
※お小遣いが足りない為、全て検証した訳ではありませんので、細かい違いがあったらごめんなさい…
主観で申し訳ないですが、過去のカーディナルシリーズで比較すると…
・カーディナル S・SXシリーズ
・カーディナルⅡ S・SXシリーズ
・カーディナルⅢ S・SXシリーズ
ともに巻き心地は、ほぼ一緒に感じます。
下記の青丸と紫丸の個所が、追加できるベアリングの個所です。
青丸の個所のベアリング:
外径:8mm
内径:5mm
厚み:2.5mm
紫丸の個所のベアリング:
外径:7mm
内径:4mm
厚み:2.5mm
カーディナルⅢは、ローターに「オモリ」がありません。
カーディナルⅡ以前は、ローターにはバランスを取る為に「オモリ」があります。
その為、勢い良く回すと、カーディナルⅡ以前の方が長く回ります。
※新品のアブガルシアのグリスが固く、まだ抜けてないだけかもしれません…
また初動の巻きの速さは、ほんの若干カーディナルⅢの方が良く感じます。
※新品のせいか、プラシーボ効果に似たものなのかもしれません…
カーディナルⅢのベール・ラインローラーには、ベアリング交換できるカラーが1つ入っています。
カーディナルⅡ以前のベール・ラインローラーには、ベアリング交換できるカラーが2つ入っています。
カーディナルⅡ以前の方が、ラインローラーの回転が良かったです。
カーディナルⅢのハンドルは、ベアリング交換できるカラーが2つ入っています。
カーディナルⅡ以前のハンドルは、かしめてあるので、ベアリング交換が不能です。
カーディナルⅢが進化した所です。
またカーディナルⅢのSX/STXのハンドルはネジ込み式ハンドルで、安心して激しく巻く事ができます。
※カーディナルⅢのSのハンドルは、カーディナルⅡ以前と同じく供回り式ハンドルです。
カーディナルⅢには、逆回転ができません。
カーディナルⅡ以前には、逆回転防止切替スイッチ機構があり、逆回転をさせる事ができます。
流行りの防水性能を高める為と言われる分です。
ただ私は逆回転防止切替スイッチを良く使います。
子供のライントラブル時や、車に直す際にハンドルが邪魔で、良く逆回転をさせてます。
この事は一番の不満点ですね。
カーディナルⅡ以前は、ローギア(通常ギア)しかありませんでした。
カーディナルⅢのSX/STXには、ハイスピードギアを選ぶ事ができ、早巻きする人に利点があります。
・SXでのハイギヤの型番
SX2500SH,SX2500H,SX2500SHD
,SX3000H,SX4000H,SX5000
・STXでのハイギヤの型番
STX 2500SH,STX 2500SHD,STX 2500MSH
,STX 3000SH
糸巻き量は大して変わりません。
また、カーディナルⅢは最大ドラグ力が若干弱くなっていますが、S/SXに4000番/5000番台を選択出来る様になったので、問題はないです。
・4000番以上の型番
S4000,S5000
,SX4000H,SX5000
カーディナルⅢはフルベアリング化すると、4ベアリングから8ベアリングとなります。
カーディナルⅡ以前はフルベアリング化すると、4ベアリングから7ベアリングとなります。
■カーディナルⅢの改造:
・ベール部分にベアリングを1つ追加
・オシレーションギア部分にベアリングを1つ追加
・ハンドル部分にベアリングを2つ追加
標準ベアリング4つ + 追加ベアリング4つ = 合計8ベアリング
■カーディナルⅡ以前の改造:
・ベール部分にベアリングを2つ追加
・オシレーションギア部分にベアリングを1つ追加
・ハンドル部分にベアリング化は不可能
標準ベアリング4つ + 追加ベアリング3つ = 合計7ベアリング
カーディナルⅡを所有されている人は、下記4つの理由からSXを購入するなら幸せになれると思います。
<カーディナルⅡより優れた点>
・ネジ込み式ハンドル(供回り式ハンドルではない)
・ハイスピードギアの選択肢ができる
・4000番/5000番台の選択肢ができる
・ハンドルのベアリング追加が可能
カーディナルを所有されている人は、上記<カーディナルⅡより優れた点>と下記1つの理由が増えます。
<カーディナルより優れた点>
・ロケットスプールで飛距離が出る
今回は、カーディナルIII(Cardinal3)SX2500Hを分解・ベアリング追加し
、構造上から以前のカーディナルシリーズと比較してみました。
因みに…
フルベアリング化しても、1万する「シマノ 21 ナスキー」を超える事はできません。
※そもそもの価格から、シルキーな巻き心地を期待できるギアは積んでいないので…
でも私の主観ですが、「ダイワ 20 クレスト」「シマノ 21 ネクサーブ」同等以上の巻き心地になったと思います。
オープンプライスのリールの中では、非常に良いと感じました。
なお巻き心地は、「オシレーションギア部分にベアリングを1つ追加」するのが、一番効果がありましたので、最初に試してみると良いと思います。
ではまた。
今回は、カーディナルⅢ(Cardinal3)SX2500Hの分解・ベアリング追加を纏めます。
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カーディナルⅢ(Cardinal3)SX2500H分解・改造(まとめ)
カーディナルⅢ(Cardinal3)S/SXシリーズの標準について
下記の赤丸の個所が、標準ベアリングの個所です。
基本このベアリング実装の箇所は、カーディナルⅠ・Ⅱ・Ⅲで、ほぼ一緒です。
※お小遣いが足りない為、全て検証した訳ではありませんので、細かい違いがあったらごめんなさい…
主観で申し訳ないですが、過去のカーディナルシリーズで比較すると…
・カーディナル S・SXシリーズ
・カーディナルⅡ S・SXシリーズ
・カーディナルⅢ S・SXシリーズ
ともに巻き心地は、ほぼ一緒に感じます。
カーディナルⅢ(Cardinal3)S/SXシリーズの改造について
下記の青丸と紫丸の個所が、追加できるベアリングの個所です。
青丸の個所のベアリング:
外径:8mm
内径:5mm
厚み:2.5mm
紫丸の個所のベアリング:
外径:7mm
内径:4mm
厚み:2.5mm
以前のカーディナルシリーズとの構造上の違い
ローターの回転
カーディナルⅢは、ローターに「オモリ」がありません。
カーディナルⅡ以前は、ローターにはバランスを取る為に「オモリ」があります。
その為、勢い良く回すと、カーディナルⅡ以前の方が長く回ります。
※新品のアブガルシアのグリスが固く、まだ抜けてないだけかもしれません…
また初動の巻きの速さは、ほんの若干カーディナルⅢの方が良く感じます。
※新品のせいか、プラシーボ効果に似たものなのかもしれません…
ベール・ラインローラーの回転
カーディナルⅢのベール・ラインローラーには、ベアリング交換できるカラーが1つ入っています。
カーディナルⅡ以前のベール・ラインローラーには、ベアリング交換できるカラーが2つ入っています。
カーディナルⅡ以前の方が、ラインローラーの回転が良かったです。
ハンドル部分
カーディナルⅢのハンドルは、ベアリング交換できるカラーが2つ入っています。
カーディナルⅡ以前のハンドルは、かしめてあるので、ベアリング交換が不能です。
カーディナルⅢが進化した所です。
またカーディナルⅢのSX/STXのハンドルはネジ込み式ハンドルで、安心して激しく巻く事ができます。
※カーディナルⅢのSのハンドルは、カーディナルⅡ以前と同じく供回り式ハンドルです。
逆回転防止機構の有無
カーディナルⅢには、逆回転ができません。
カーディナルⅡ以前には、逆回転防止切替スイッチ機構があり、逆回転をさせる事ができます。
流行りの防水性能を高める為と言われる分です。
ただ私は逆回転防止切替スイッチを良く使います。
子供のライントラブル時や、車に直す際にハンドルが邪魔で、良く逆回転をさせてます。
この事は一番の不満点ですね。
ギア部分
カーディナルⅡ以前は、ローギア(通常ギア)しかありませんでした。
カーディナルⅢのSX/STXには、ハイスピードギアを選ぶ事ができ、早巻きする人に利点があります。
・SXでのハイギヤの型番
SX2500SH,SX2500H,SX2500SHD
,SX3000H,SX4000H,SX5000
・STXでのハイギヤの型番
STX 2500SH,STX 2500SHD,STX 2500MSH
,STX 3000SH
スプール・ドラグ・番手
糸巻き量は大して変わりません。
また、カーディナルⅢは最大ドラグ力が若干弱くなっていますが、S/SXに4000番/5000番台を選択出来る様になったので、問題はないです。
・4000番以上の型番
S4000,S5000
,SX4000H,SX5000
まとめ
カーディナルⅢはフルベアリング化すると、4ベアリングから8ベアリングとなります。
カーディナルⅡ以前はフルベアリング化すると、4ベアリングから7ベアリングとなります。
■カーディナルⅢの改造:
・ベール部分にベアリングを1つ追加
・オシレーションギア部分にベアリングを1つ追加
・ハンドル部分にベアリングを2つ追加
標準ベアリング4つ + 追加ベアリング4つ = 合計8ベアリング
■カーディナルⅡ以前の改造:
・ベール部分にベアリングを2つ追加
・オシレーションギア部分にベアリングを1つ追加
・ハンドル部分にベアリング化は不可能
標準ベアリング4つ + 追加ベアリング3つ = 合計7ベアリング
カーディナルⅡを所有されている人は、下記4つの理由からSXを購入するなら幸せになれると思います。
<カーディナルⅡより優れた点>
・ネジ込み式ハンドル(供回り式ハンドルではない)
・ハイスピードギアの選択肢ができる
・4000番/5000番台の選択肢ができる
・ハンドルのベアリング追加が可能
カーディナルを所有されている人は、上記<カーディナルⅡより優れた点>と下記1つの理由が増えます。
<カーディナルより優れた点>
・ロケットスプールで飛距離が出る
今回は、カーディナルIII(Cardinal3)SX2500Hを分解・ベアリング追加し
、構造上から以前のカーディナルシリーズと比較してみました。
因みに…
フルベアリング化しても、1万する「シマノ 21 ナスキー」を超える事はできません。
※そもそもの価格から、シルキーな巻き心地を期待できるギアは積んでいないので…
でも私の主観ですが、「ダイワ 20 クレスト」「シマノ 21 ネクサーブ」同等以上の巻き心地になったと思います。
オープンプライスのリールの中では、非常に良いと感じました。
なお巻き心地は、「オシレーションギア部分にベアリングを1つ追加」するのが、一番効果がありましたので、最初に試してみると良いと思います。
ではまた。
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