シム・スペンサー・ワッシャーの入れ方について
先週の土曜にシム(ワッシャ)を買いに行ってきました。
そうしたら…
いつも買っているシムが、いつものお店で取り扱いが終わってしまい購入不可。
ほかのお店でも、品切れとなってました。
金属が高騰しているのか
、シムもおかしな事になってきていると感じる今日この頃です…。
さて皆さんはベアリングにシム(ワッシャ)を使われているでしょうか?
賢い皆さんは正しく使用されている事だとは思いますが
、以前にベアリングが回らなくなり
、頭を抱えて悩み、考察した時の話を取り上げます。
シム・スペンサー・ワッシャーとは
まずシム・スペンサー・ワッシャーの言葉の違いについて
、少し触れておきたいと思います。
なおこのページ内では
、商品名の「シム」を使いたいと思います。
リールを扱う際は
、パーツリストの名前の「ワッシャ」と言う言葉を使いたいと思います。
シム
シム、部品の傾き等を調整するために使用する部品です。
スペーサー
スペーサーは、空間を作ります。
物と物の間に挟んで空間を確保するために使用する部品です。
ワッシャー
ワッシャーは、ネジの緩み止め・陥没防止・傷つき防止の向上などの用途に用いられる部品です。
ベアリングの利用方法
以前、私は
「別にシムなんか入れなくても…」
と思っていましたが
、実際入れたら調子が良くなり
、今は入れる様にしています。
今回はカーディナルシリーズのオシレーションギアを素材例として取り上げます。
ギア(ベアリングの接地面あり)の中に嵌め込み
、ネジで止める様なタイプが今回の素材です。
ベアリングが回らない例
まずダメなパターンから取り上げます。
ベアリングが動きづらくなるのは
、シムと接地面(ギヤ)とネジの位置が、誤っている時に発生します。
<例:>
・ネジ→シム(大)→ベアリング外側に接触
・ベアリング内側に接触→シム(小)→接地面(ギヤ)
上記の図の場合
、ネジとベアリング外側がロックされ
、接地面(ギヤ)の上部・下部に接触してます。
これではベアリングが動きづらくなる事があります。
カーディナルシリーズのオシレーションギアの場合
、ネジを強く締めると動きづらくなる事があります。
※ネジを少し緩めるとちゃんと回りますが…
ベアリングが良く回る例
次に良いパターンです。
シムと接地面(ギヤ)とネジの位置が、正しい事が必要です。
<例:>
・ネジ→シム(小)→ベアリング内側に接触
・ベアリング外側に接触→シム(大)→接地面(ギヤ)
上記の図の場合
、ネジとベアリング内側がロックされ
、接地面(ギヤ)とベアリング外側がロックされます。
これで想定通りにベアリングの滑らかな回転が得られます。
カーディナルシリーズのオシレーションギアの場合
、この様な配置だと動き易くなります。
まとめ
今回は私のベアリング追加時の失敗を例に
、備忘録的に書いてみました。
皆さんは私みたいに凡ミスはしないとは思いますが
、迷った時の参考程度になればと思います。
ではまた。
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